ログ

2003/10/28のダイビングログ | 2003/10/28(火)

天候/気温 雨/20℃ 風向き 北東の風
水温 22℃ 波の高さ 2.5m
透明度 20m 透視度 12-18m
ダイビングポイント

冷たい秋雨のそぼ降る中、行って来ましたカメ根2本。

今日のゲストは3名さま。みなさん、私より年上。しかもウエットスーツ。私も気合入れてウエットで潜ってきました。今は水温より気温の方が低いせいか、あまり水中では寒さを感じません。
上がってきてからも、暖房のきく船室の中にいればぬっくぬくです。

さて、エントリー。
まずはタカベのシャワーの中をゆっくりと南へ進んでいきました。見上げるとワラサが2匹、不穏な雰囲気をかもし出しながら、タカベをかき分けつつ泳いでいます。前半はそんな感じで濃い魚影の中をのんびりと泳いでいきました。

後半は何も無い中層をがんがんと南へ泳いでいくスタイル。
魚も、なーんにもいません。
あー、このまま今日も終わるのかなー、との思いがちらりと頭を掠めた頃でした。ボトムタイムにして24、5分ごろ。

1人のゲストが、はっと彼方を指差しました。
彼の指差す方向に目を凝らすと・・・。
ん、んんん???


ハンマーだぁ〜〜〜!


思わずたっちゃん調になってしまいましたが、まさにそんな感じの遭遇でした。群れは軽く50匹はいたでしょうか。群れを最初に見つけ、素晴らしいダッシュで僕よりも群れに接近できたゲストは100以上はいた、と言っていました。

彼のダッシュで群れは二つに別れた模様。そして振り向くとメジロも2匹、悠々と泳いだりしていました。

その後すぐに安全停止をしたのですが、安全停止中にもハンマーが2匹ぐるぐると足元を泳ぐのが目撃されました。

いやー、まだまだサメはいる、とは思っていましたが、これだけまとまった群れがいるとは、正直思っていませんでした。
この群れ、上は水深10mから下は25mくらいまでの厚い群れでした。群れの長さや奥行きは透視度の関係でよく把握できませんでしたが、雰囲気からするともっとたくさんいたような印象でした。

最近は外気温が下がり、ダイバーのマインドも冷え込んでしまったようです。でもそれでもめげずに潜りに来た人には、それなりのことがあるダイビングが出来ています。
人数が少ない分、ゆっくりと潜れるのも魅力ですね。

明日は天候が荒れることと、エンジンの点検作業のためクローズしますので、群れはおあずけです。
でも明日以降、天気もいいようですね。ふむふむ。

ちなみに、今週末、あなたの3連休のご予定は、どんな感じですか?
ハンマーズでは、サメの群れをてんこ盛り見る予定です!!