ログ

2004/05/27のダイビングログ | 2004/05/27(木)

天候/気温 曇り/23℃ 風向き 東の風
水温 21-23℃ 波の高さ 1.5m
透明度 10-18m 透視度 8-15m
ダイビングポイント

無風。ベタ凪です。
水面はまるで湖のよう。
渡り鳥?が水面でたくさん羽を休めていました。

神子元へ向かう途中、船のデジタル水温計を見てびっくり!
なんと23℃もあります。
そして船長いわく
「いい下り潮が行ってんなぁ」
いやが上にも高まる期待。

まずはカメ根にエントリー。
すぐにイサキの群れに囲まれます。
エントリーしたところから既に潮は軽く流れ気味。
透明度は15m程度。まずまずです。

潮の流れを体の右側に感じながら、徐々に南へ、沖へ。
途中、イサキの群れにタカベが混じり、やがてタカベだけの群れになりました。
軽い潮の中、ゆるゆると無秩序な中にも不思議な秩序を保ちつつ、タカベとイサキは群れたり、川のように一列になったりしながら泳いでいます。

やがて、銀色に光る流線型の体を発見!
見る見るその数を増します。
今日もワラサの大群健在!
ワラサより一回り大きいヒラマサも2匹ほどがぐるぐると泳ぎ回っていました。

やがて一番沖側の根に到達。流れています。
自分たちの泡が真横に吹っ飛んでいきます。
そして、いっせーのせ!で流れに乗ってドリフト開始!
快感です。

あ、ワラサ。
流れ始めてすぐ、またワラサの群れに遭遇。
ワラサたちは我々をぐるぐると取り囲みながらその数を増し、ついには360度を完全にワラサに包囲されました。
そしてその状態で、ファジィな潮の中を流されること数分。

あ、サメ!
間違いありません。
メジロザメです。2m弱ほどでしょうか。
サメ特有の異尾と言われるしっぽがはっきりと見えました。
今年初のメジロゲット!最速かもしれません。

エキジットすると、すぐに他船から無線で情報が。
なんと、他船のガイドさんは今日は1人で潜ったんだそうですが、ワラサの群れにアタックするメジロザメ30〜40匹を見て、怖くなって14分でエキジットしたそうです。

まじ!?見てぇ〜サメの捕食!
しかし安全面を考慮して2本目は三つ根に潜ることに。

三つ根も相変わらずの凄い魚影、魚群。
エントリーした直後からワラサに巻かれ、最後ドリフト中にも再度巻かれ、お腹いっぱいになりました。

今日は天気も雲はありましたが悪くなく、無風、ベタ凪。
水温は水中でも21℃〜22℃。透視だって15mはあります。
そして魚はてんこ盛り。
今年初のサメもゲットしました。

こんなにいい海なのに、なぜ?
ゲストはたったお1人です。
独り占めにさせておくのはもったいない!
今年の神子元、早めにスタート、が正解のようです。

かねこ