ダイビングログ

あまりにも唐突すぎるハンマー群との遭遇@神子元

2008.11.05

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天候/気温
Weather/Ground Temperature
快晴/22℃ 風向き
Wind Direction
北東の風
水温
Water Temperature
21-22℃ 波の高さ
Wave
1.5m
透明度
Visibility(Top to bottom)
10-12 m 透視度
Visibility(Right to left)
10m
ダイビングポイント
Diving point
神子元 カメ根 
あまりにも唐突すぎるハンマー群との遭遇@神子元 あまりにも唐突すぎるハンマー群との遭遇@神子元 あまりにも唐突すぎるハンマー群との遭遇@神子元

証拠はありません。
でも、今からお話しする事は、全て真実なのです。

今日の僕のお客様は、60本と34本のビギナーさん。
水温は冷たく、厳しい戦いが強いられる事を予想していました。
「まずは神子元に慣れてもらおう。」
僕の頭に浮んだミッションは、正直、ほぼそれのみでした。
一本目は、僕らだけ潮あたりの弱い所でエントリーして、じっくりと進みます。
カメ根横で、テング玉を確認。
水路で、巨大クエを何匹も紹介。
大きなコブダイやイシダイを無視して進み、
神子元のポテンシャルを堪能してもらいます。
高根では、キックでイサキを集め、神子元名物イサキドラゴンを召喚。
ゲストも圧巻の表情。
しめしめ。
ここで、僕の思惑はほぼ成功。
さぁ、二本目はどうしよう。

さすがは高校生。
34本という本数ながら、これは神子元とまともに立ち会える。
そう考えた僕は、
ベテランさんチームと同じ潮当たりのいい場所でエントリー。
しかし、
一本目はとろとろだった潮が、
二本目は、神子元らしい、爽快な昇り潮に変貌しています。
さすがに、壁根に移動するのは難しいと考えた僕は、
ビューポイントをつたって、高根を目指します。

まもなく、高根。
はっきりしない透視の向こう、何か、銀色の影が見えます。
あれは、なんだ?
ふらふらと近づいていくと、、、!!??
間違いねー!
ハンマー!!!!!
来てくれー、ハンマーだーーーーー!!
ベルを鳴らしながら走っていくと、
みるみる増えていく、巨大な影ッ!!!!!
およそ10匹の神が、ゆったりと泳いでいます。
しかし!
透視が悪い!
もうちょっと、近くに!!
ゲストにアピールしましたが、その必要はなくなりました。
高根の北西、僕らの真横から、10匹以上の違う集団がこちらにまっすぐ向かってきます。
嗚呼、神はまだここにいた…。
あわや、神の群れに包まれる所でしたが、
すんでで僕らに気付いた神達は、僕らの目の前で、ゆったりと闇に消えていきました。

唐突なる出会い。
まだまだ神はいます。
クローズまで後一月、運を試す、価値はある。

佳樹

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